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2019年7月1日 オーストリア・ヨーロッパ関連
【オーストリア林業機械実演会Austrofoma2019情報】〜今年のトレンドを探る~
4年に1度開催されるオーストリア林業機械実演会Austrofoma。その時々にテーマと言うか、トレンドがあるように思います。
1900年代最後の年に行われた実演会ではラジコンキャリーが、その速度を競うように何度も何度も斜面を往復する光景が印象的でした。日本のものの倍の速さで動く欧州製のラジコンキャリーの凄さに圧倒されました。
白に赤いラインでひと際かっこよく見えた集材機メーカーSeik社のラジコンキャリー。
Seik社は今秋のAustrofoma2019にも出展予定です。進化したウィンチと搬器の組合わせは是非見てみたい製品の一つです。
重さ11.5トンの集材ウィンチ。
18㎜のワイヤーロープなら約3600mを巻くことが可能。
この2つの搬器で動画のように原木丸太を運ぶ光景はまるで空飛ぶ木のようです。
動画:https://www.youtube.com/embed/3SKA9w8O8Bg
アルプスの東端に位置するオーストリアは同じヨーロッパでもドイツ、スウェーデンと違い、時には斜度が30度を超える山岳林業地帯です。ハーベスタやフォワーダが林地へ苦労なく入ることの出来るスウェーデンやフィンランドのような北欧諸国の平坦な林業とは違います。そんな斜度があるオーストリアの林業でもハーベスタでの伐倒を可能にしようと、ハーベスタの操作席ボックスが斜度によって傾きを自動で調整出来るベースマシンが一時多く展示されていました。日本では建設機械のベースマシンがそのまま林業にも用いられていますが、他の林業を行っている諸外国では林業専用のベースマシンが研究開発され現場に導入されています。それが生産性の高さ、安全性に貢献していることは間違いなさそうです。
斜度によって操縦席BOXが前後左右に動くneuson社のハーベスタ。今回も出展予定です。
Ecolog社のハーベスタ。やはり林業専用ベースマシンに搭載されています。今回はメーカーとしての出展は残念ながらありません。ひょっとすると販売店のブースで見ることが出来るかもしれません。
急傾斜地対応のベースマシンとして、まるで4つ足のタコのようなベースマシンも展示されていました。リヒテンシュタイン公国のKaiser社とスイスのMenzi Muck社のMシリーズです。どちらも四足を使って急傾斜地を登れるベースマシンにハーベスタが搭載されているタイプです。片足ずつ上げるだけで、まるでその姿は象が足を上げたように見えました。
進化を続けるKaiser社の最新のS10/S12all roadタイプ。
Menzi Muck社のMシリーズは日本の森林林業環境機械実演会でも展示、デモを行いお披露目されました。
今回はどちらもメーカーとしての出展はないようです。どこかの販売店で最新の製品を見れることに期待したいと思います。
タワーヤーダがトレンドだった年にはグラウンドのような平地に各社のタワーヤーダが並び競演しました。
Konrad、MayrMelnhof、TST、Kollerと日本でも今ではお馴染みのタワーヤーダのメーカーとなりました。
最近はバイオマスブームでチッパーが多数見られるようになりました。
Albach社のグラップル・チッパー搭載トラックです。日本の行動を走行可能???
さて、今回のテーマ、トレンドは???出展企業、団体一覧を見ている限りは教育、各種関連団体、行政、機械メーカー、IT関連メーカー、販売店、保険会社など多岐に渡っており、なかなかリストだけでは何がテーマやトレンドかと言うことまで掴めません。やはりそれはご自分の目で見て、聞いて、触って、感じてでしかわからないでしょう。
4年に1度しかないオーストリア林業機械実演会Austrofoma。またこの次は4年先になってしまいますよ。この秋に思い切って見に行ってみませんか?
【催行決定】オーストリア林業機械実演会Austrofoma2019&オーストリア森林林業木材産業関連視察研修
詳細 http://sanyo-trade.com/news/austrofoma2019tour/3420/
お問い合わせ&お申し込みは下記まで
山陽商事株式会社 フォレスト・デザイン事業部
℡ 0868-26-1036 平日8:10-17:00