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2017年6月21日 フォレスト・デザイン事業部
「伐倒」について考える
弊社マネージャーのSNSへの投稿です。
仕事に真摯に取り組むマネージャーは弊社の貴重な宝です。
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伐倒の構えは百人百様である。
体格・筋力・可動域・柔軟性・理論が一人一人違うのだから、これが唯一正しいという型はないのだろう。
野球のバッティングフォームがそうであるように。
イチローが優れているからと言ってイチローの真似をしても、誰もイチローにはなれない。
だから、それぞれが自分の型を見つけなければならない。
「安全」で「確実」という一人一人の伐倒スタイル。
その中においても守るべき基本があり、これはしてはならないという禁じ手があるはずだ。
ただし、いまは常識とされていることもけっして絶対的なものでなく、いつかは変わるものなのかもしれない。
構えというものを意識すると、普段わりとオープンスタンスで構えていることに気づく。
また先日もしっかり握るように言われた前ハンドルを持つ左手の親指は、グリップに軽く添えているだけのときがある。
切り方に関しては、これまでは受口を水平切りから始めていたのが、今日は斜め切りから始めて、従来よりも大きな角度で作ることを試みた。
ガンマークで狙いを定めるにしても、ガイドバーを斜め切りした面にぴたっと添わせて固定できるのがいい。
水平切りをする際は、斜め切りに到達する前にバーをこぜて先に三角を外してしまった方が仕事は早い。
でも、ぴたりと切り口を合わせる技術があるに越したことはない。
目安線と呼ばれるものの修正は、斜め切りしたときの一番奥のラインだけ気をつければよいから、それほど難しくない。
樹種、径級、重心や伐倒方向などの諸条件によって、受口の角度や大きさをどう変えていけばいいのかは、今後いろいろ試しながら探っていく必要がある。
バー先が下がるというクセを意識して、エンジンの始動と停止のたびに「いつもの4点セット」と唱えながら、それでもチェーンブレーキの使用はだいぶ良くなってきた。
山陽商事株式会社
斉藤純一マネージャー
2017年6月21日 Facebookへの投稿より