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2015年4月10日 オーストリア・ヨーロッパ関連
【残り6席】視察先紹介~オーストリア林業機械展Austrofoma2015~
現在、弊社で募集している「Austrofoma&オーストリア林業研修」の視察先について、順番にご紹介させていただきます。
今回はこの研修の一番のポイントであるオーストリア林業機械展Austrofoma2015をご紹介させていただきます。
オーストリア林業機械展Austrofoma2015はスウェーデンのエルミアウッド、ドイツのインターフォーストと並びヨーロッパで最大規模の林業に関する展示会です。4年に1度開催され、毎回会場はカトリック教会の所有する山林内で行われます。日本で言えばお寺の所有する山林で行われるような感じです。今年はオーストリア北部のStift Schlägl – Hochfichtで開催です。ここは2003年にも開催された会場で、オーストリア、チェコ、ドイツの3国国境の近くです。尾根を越えるともうそこはチェコです。
林業機械展と言ってはいますが、展示されているのは林業機械のみに留まらず、チェーンソー、林業用チェーン&ロープ、苗木、GPS、GIS、油圧システム、チェーンソー防護服、現場で使う簡易な製材機まで林業に関連する製品が幅広く展示されています。今年は既に120以上のメーカーが参加申し込みをしています。(前回は137)
入場券がヘルメットと言うのもオーストリア林業機械展Austrofomaならではです。展示会に行かれる際には必ず帰りのスーツケースにヘルメットが入るようにスペースを確保しておいて下さい。
林業機械については、この機会に新作を発表するメーカーもあるほどで各メーカー最新の機械を展示しています。タワーヤーダ、ハーベスタ、フォワーダ、チッパーなど日本でも馴染みのある機械からトラクターやスキッダーなど日本ではあまり見かけない機械も展示されています。前回は「エコ」をテーマにロバでの集材も見られました。各メーカー様々な趣向をこらして実際に林地で機械を動かして展示しています。精密な機能、スピードの速さ、機械の動きが一目でわかるのがこの展示会の最大の特徴です。世界の林業の水準を見聞出来る貴重な機会です。
言葉が心配と言う方にもオーストリア大使館による日本語ガイドツアーがあり、各メーカーで詳しい説明を聞くことが出来ます。また、夕方には同じくオーストリア大使館主催の展示者との交流会も予定されています。
さて、Austrofomaで楽しみなのが各メーカーが提供している食べ物と配布物。食べ物では各地方の名菓から手作りの郷土料理まで。特にドライフルーツを入れたホットワインや郷土料理グヤーシュは冷えた体を温めてくれます。配布物は帽子、ミニチュア、ボールペン、ワッペンと各メーカーおしゃれでちょっとしたお土産になります。
「いつか」「いつか」と思わずにこの機会にお出かけ下さい。
Austrofoma&オーストリア林業研修【限定12名】
期間:平成27年10月5日~11日
費用:318,000円
含まれる費用:宿泊費・食費(10/6と10/7の昼食は含まず)、現地移動費、通訳料、入場料(2日分)、視察先に関わる費用
催行人員:9名
注意:ウィーン空港集合・解散
問合先:山陽商事㈱フォレスト・デザイン事業部
☎:0868-26-1036
詳しくは下記をご覧ください。
http://sanyo-trade.com/files/austrofomainfo.pdf