林業集材用繊維ロープ・エースラインをより長く、快適にお使いいただくため注意していただきたいこと


集材用繊維ロープ・エースラインをより長く、快適にお使いいただくための注意点について東京製綱繊維ロープの方から教えていただきました。

 

〇 ウィンチへの巻き付け方

 

捻じれ

上の写真の繊維ロープを見ると捻じれが生じていることがわかります。

 

新品のロープ

 

新品の繊維ロープをウィンチに巻きつける際に上の写真のようなメーカー出しの状態から巻き付けたのが原因です。このような捻じれが乱巻きや食い込みを引き起こし、それが繊維ロープの強度を落としてしまいます。

 

 

解きほぐしたロープ

 

そうならないために、メーカーから届いた繊維ロープは一度上の写真のように解きほぐして繊維ロープの巻き癖を直してからウィンチに巻きつけるとより長持ちします。

 

次にウィンチに巻きつける際に少しテンションを掛けて巻くと捻じれ防止になります。

 

例えば、弊社であればグラップルで丸太を掴み、薄い掛布団か座布団か(なければ紙でも。。。木の皮では繊維ロープを傷つけてしまうので)を丸太に巻き付け繊維ロープをその上に一重か二重巻いてからウィンチへ巻き付けます。ただし、繊維ロープは熱に弱い点は注意が必要です。丸太を回った繊維ロープが暑くなっていないか手を軽く当てて確認しながらウィンチに巻き付けて下さい。

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巻き付けの様子はこちらをクリック↓↓↓

https://youtu.be/CojgqHKj9es

 
ウィンチへの差し込み口

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