時代


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オーストリア森林所有者協会スタイ・マルク州支部のバイオマスセンターに見学にいきました。これは森林所有者がより高い価格での取引を目的として設立しました。

1990年〜2000年代は低質材の買い取りが可能な企業が1社だけだった為、安い値で取引されていました。

1990年代より地域暖房が始まり、森林所有者が集まってより高く売ろうと言う取り組みが始まりました。

2009年にバイオマスセンターが完成すると取引価格は30%も上昇しました。
チップにする材はセンターに持ち込まれた当初は含水率が35-50%ほどですが、外に置き乾燥させることにより18か月後には25%まで落ちます。

絶乾状態であれば1トン60€ほどで取り引きがされます。 原油価格が1バレル85ドル以上になればバイオマスの方がお得になるという調査結果もあるそうです。

最近日本でもバイオマス発電が増えてきいてこれからの主となるエネルギーの一つとなるのかなと少し感じつつ、今時代の節目を生きているんだなと、これまた少し大袈裟な事を思いつつ、見学させていただきました。
この先、資源もいつの日か尽きていく中、前々から話題になっている大量のゴミなどからエネルギーが作れればどれ程よいやら、
俺の有り余る元気もエネルギーに変えることができたら、地球ももう少しは潤うかも…