KWF-Tagung2024視察


8年ぶりに開催されてKWF-Tagungは生憎のお天気ではありましたが多くの出展者と来場者で大盛況でした。本会場を2日、サテライト会場を1日かけて回りましたが、それでも時間が足りないと思うくらいの会場の広さと出展数でした。

その中からカテゴリーごとに展示品の紹介をさせていただきます。

地拵え

地拵えを行う機械やアタッチメントを多く見かけました。ラジコンで遠隔操作出来る小型タイプから人が乗って動かす大型タイプまでありました。種まきをする機械もありました。

植林・植栽

コンテナ苗を植える機械のデモが行われていました。

植栽木のカバーの展示をあちこちで見かけました。ドイツやオーストリアでも獣害は深刻な課題のようです。餌を与えることで獣害を減らす取組を行っていることも聞きました。カバーは環境に配慮してヨーロッパ基準の生分解性のものや木を使った製品ばかりでした。植栽をする器具の展示もありました。

下刈

地拵えする機械のアタッチメントを交換することで下刈が出来るようになっていました。

下刈の身体への負担を軽減するアシストスーツがありました。オランダのElephant Truck社のもので重さは3kgほど。背負わせてもらうと重さは感じず、機械には手を添える程度で楽に動くことができました。

収穫

大型の機械からトラクターに付けるアタッチメントタイプまで様々な製品が展示されていました。

狩猟

ヘルメット

虫害の虫を見つける犬たち

ドイツの森林を林業からレクリエーションまで幅広く学んだ1週間でした。KWF-Tagung2024ドイツ森林林業木材関連視察研修にご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。

前田 多恵子

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